先日、市内の小学校で「プール監視員のための救命講習会」を行いました。
この講習会は、通常の救命講習会と違い、プール監視に特化した内容となっています(救命講習修了証の交付は行っておりません)。
具体的には、プール監視の方法や注意点、溺水した人の心肺蘇生といった内容で、これからプールの授業を行う先生方や夏休みにプール監視を行う保護者に向けた、内容となっています。
詳細はYoutubeをご覧ください⇩
プール監視員のための救急救命講習会
令和5年6月、「プール監視員のための救急救命講習会」を市内の小学校で行いました。毎年6月~7月の時期になると、どこの学校でも救急救命講習会を行います。これは、プー…
今回の講習会で一番伝えたかったこと・・・それは、「子供は静かに溺れる」ということです。
ほとんどの子供は、映画やドラマで見る「助けてー!」という状態にはなりません。
なので、プール監視を行う人は、一見、溺れていることに、なかなか気づけません。
そのため、気づいた時にはかなりの時間が経過し、手遅れだったというケースが少なくありません。
重要なのは、ちょっとした異変に気づくこと。
そして、その異変に気づくためには、監視する人が「子供は静かに溺れる」ということを知っていること。
それが、もっとも重要なことと思います。
過信や慢心が、事故の原因だということはみなさん知っていると思います。
だからといって、「危機感を持て」「しっかり備えろ」と言われても、普通の人にはハードルが高く、なかなかできないことと思います。
だから、まずは、学びましょう!
知識があれば、これまでの考えが、過信だった、慢心だったと気づけます。
知識があれば意識が変わります!
常に謙虚に、楽しく学ぶ、その姿勢が、事故を防ぐための最初の一歩であり、一番重要なことだと思います。
ぜひ、私達、山口消防防災探究会と一緒に学びましょう!
講習会の依頼は、ホームページやインスタ、フェイスブックでいつでも受付けています。