先日、岩国西中学校区域で、洪水災害・土砂災害防災講習会を行いました。
内容としては、最初に、この地区のほとんどの人が、洪水災害や土砂災害の危険が高い場所に住んでいることについて、過去の災害やハザードマップを確認しながら、お伝えしました。
そして、早い避難の大切さを理解してもらったところで、避難カード作りを行いました。
その後の実技では、浸水被害を抑えるために、土のうや水のうを使った簡易水防訓練を行いました。
最終的に、浸水を防げるかを実際に試しました。
見事、全てのグループが成功し、参加者のみなさんからは、「おーっ」という歓声があがり、達成感をみんなで味わい、みなさん良い経験になったと思います。
目次
さいごに・・・
日本で毎年起きている大きな自然災害はなんだかわかりますか?
それは、大雨による洪水災害・土砂災害です。
ですが、逃げ遅れにより、危険な状況になった人、亡くなってしまった人は、一向に後を絶ちません。なぜか?
それは、「早めの避難」ができないからです。
「まだ大丈夫だろう」「前も大丈夫だったから今回も大丈夫だろう」
そういった心の隙を、災害は必ず狙ってきます。
だから準備して下さい。準備というのは避難の計画、つまり避難カードです。
避難カードを作ることが、必ず、早めの避難に繋がります。
まずはできることをしましょう。避難カードに、必要なことを書いて、目につく場所に置いておく、それだけで必ず早い避難に繋がります。
大切な命を守るために、できることをやっていきましょう。
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