先日は、米川小学校で水害防災講習会を行いました。
内容としては、大雨により川が氾濫したと想定し屋内安全確保を実施し、その後、水害についての座学を行いました。
屋内安全確保では、先生方がうまく誘導し、児童達を安全、確実に2階へ避難させました。
先生方も誘導と二次災害防止でしっかりと役割分担し、迅速に動いていました。
避難中、先頭の高学年の児童が、しっかり後ろの方まで気を配っていたことがとても印象的で、すばらしいなと感じました。
座学では、米川地区のハザードマップを確認し、どこがどのように危険なのかを理解してもらい、早めの避難の大切さや、避難カードについて、水害時の対応の仕方などについてをクイズ形式で楽しく児童に伝えました。
目次
最後に・・・
「訓練に終わりなし」
この言葉は、消防の世界ではよく聞く言葉です。
この言葉の真意、それは、訓練は継続的に行うことで初めて意味をなすということです。
年一回などの単発的な訓練では、子どもたちは楽しく体験はするけれども、技能は身につかないで終わる恐れがあります。
もちろん、体験を通して防災の大切さを理解するというメリットはありますが、その後、継続的に学べる場を保障してこそ意味があるのではないでしょうか。
米川小学校は常日頃から防災訓練などを継続的に行っている、すばらしい学校です。
このまま継続してやっていただきたいと思います。
無理せず、小さなこと、できることからはじめましょう。
みなさんの大切な命を守るために、私たち山口消防防災探究会が、必ず力になります。
防災講習会を希望の方はぜひ、連絡ください。
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