7県から20名超が集結――2日間の超実践型研修


5月23日・24日の2日間にわたり、第6回US&R研修会 木造ブリーチング編を開催しました。
今回は、1日目に座学、2日目に実際の木造建物を使用した実践訓練という、超実践型の研修会です。
20名を超える熱い仲間が集まり、山口県内はもちろん、島根県・福岡県・愛媛県・滋賀県・新潟県など遠方からもご参加いただきました。
本当にありがとうございました。
なぜ、木造ブリーチングが必要なのか


南海トラフ、極限の現場で自分たちはどう動くか
今回の研修会を通じて、改めて確信したことがあります。
木造ブリーチングは、必ず必要なスキルです。
日本は地震大国です。
そして、南海トラフ巨大地震は近い将来、必ず来ます。
その時、現場に重機がすぐ来るとは限りません。
道路が寸断されるかもしれない。
応援がすぐ来ないかもしれない。
そんな極限の状況で、目の前に「助けを求める命」があった時、自分たちはどうするのか。
木造倒壊建物は、日本で最も遭遇する可能性の高い災害現場の一つです。
実際に熊本地震でも、多くの救助現場が木造住宅でした。
水平進入だけでは届かない――垂直進入口の重要性


- 水平進入だけでは届かない
- 退避経路が確保できない
- 救出までの距離が長くなる
だからこそ、垂直方向に進入口を作り、安全な進入・退避・救出路を確保する木造ブリーチング技術が必要です。
しかし、この技術は簡単ではありません。
闇雲に切れば、二次倒壊を誘発する。
建物構造を理解し、どこを切ってはいけないのか、どこなら安全に開口できるのか、状況を見極める力が必要です。
この技術は、実際の建物でしか身につかない


だからこそ、実際の建物で学ぶ意味がある。
座学だけでは分からない。
動画だけでは伝わらない。
- チェーンソー・レシプロなどの資機材を安全に取り扱う技術
- 狭隘な場所や不安定な場所で、思うように動けない中での活動
- どこを切断してよいのかを判断するための基礎知識と建物構造の理解
そして何より、同じ倒壊建物は一つとしてなく、実際にやってみると必ず想定外が起こる。その状況に対応する応用力。
これらは、机上では身につきません。
実際に汗をかき、悩み、判断し、失敗し、修正する。
その積み重ねこそが、本当の現場力になります。
岩国から、山口へ、そして全国へ

今回の研修会が、岩国を起点に、山口県へ、そして全国へ、木造ブリーチング技術が広がるきっかけになることを本気で願っています。
一人でも多くの命を護るために。我々は全力で備える。
共に護れ!
ご協力いただいた皆様へ
今回の研修会開催にあたり、多大なるご協力をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
- DGR119 ジョージ様
- 株式会社マキタ様
- 塩田不動産様
- 株式会社オカムラ様
本当にありがとうございました。
そして、参加された皆様、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

