令和8年7月21日、岩国市社会福祉協議会周東支部において、職員18名を対象とした、災害時対応研修会を開催しました。
今回の研修会の目的は、ヘルパーの皆さんが訪問先(被介護者=「体の不自由なお年寄り」のご自宅など)での災害時の行動について研修を行うことにより、「実際に訪問先で地震が起きた時にどのように動けばよいのか」を、座学と実践を通して学習していただくことでした。
座学:迫りくる巨大地震の脅威と被害想定

講習会ではまず、座学で地震についての要点説明を行いました。
西暦2035年±5年の間に、南海トラフ巨大地震がほぼ確実に起きること。
岩国市では、最大震度6弱の揺れが起きる可能性があることなど。
実践:訪問先での地震を想定したロールプレイング

次に、訪問先(被介護者宅)で地震が起きた際の実践を、参加された職員に行っていただきました。
キッチンにいる人(ヘルパーさん、被介護者)、ベッドにいる人(ヘルパーさん、被介護者)、車いすでリビングにいる人(ヘルパーさん、被介護者)に分かれて、実際に地震が起きた想定でロールプレイングをしていただきました。
まずは私たちの助言なしで、ヘルパーさんたちに自由に行動していただきました。
重要な気づき:「まずは自分の命を守る」ことの大切さ

ヘルパーさんは普段の仕事がら、被介護者をまず守ろうとすることが私たちにもよく伝わりました。
しかし、ヘルパーさんが地震によるケガなどで動けなくなってしまうと、防げる被害が増えてしまうことになります。
そこで私たちは、まずはヘルパーさんが自身の命を優先して行動すること。
余裕があれば被介護者を守ることをお伝えしました。
参加者の声と防災意識の向上
研修後のアンケートでも、
- まずはヘルパー自身の命を守ることを初めて知った
- 実践を通して災害の怖さを改めて意識した
- 定期的に実践の訓練をしたい
など、実践でも学んでいただくことによって、職員お一人お一人の防災意識を、さらに高めていただけたと思います。
山口消防防災探究会の今後の活動について
私たち山口消防防災探究会では、今回のようなヘルパーさん対象の研修会の他にも、子どもたちも含めた「浮いてまて講習会」や、地域の皆様に向けた「防災キャンプ」なども行っています。
こうした会やイベントを通じて、「プール事故ゼロ」や「災害時被害最小化」を目指して、引き続き取り組んでまいります。

