先日、岩国警察署少年相談員連絡会様のご依頼で、市内の小学生と中学生を対象にした地震防災講習会を開催しました。
内容は、防災対策(地震が起きる前の対策)、避難対応(地震が起きた後の対応)、避難生活(避難後の生活)の3本立てです。
目次
今回のテーマは「避難生活と食事」


その中でも、今回特にお伝えしたのは、避難生活における「食事」の重要性です。
大規模な災害が起きると、電気・水道・ガスといったライフラインは全て止まり、水や食料も不足します。
そんな状況下でも、温かく栄養のある食事をとることは、心身の健康を保つこと、そして災害関連死を防ぐことにつながります。
注目の防災食「アイラップ調理」とは?

そこで、私達が講習会でおすすめしているのが、「耐熱ポリ袋(=アイラップ)」を使った防災食づくりです。
このアイラップは、能登半島地震でも注目された商品で、停電・断水などの厳しい環境下でも、手軽に温かい食事を作れる優れものです。
災害時でも調理できる!必要な道具と材料
用意するものはシンプルです。
- カセットコンロ・カセットボンベ
- 鍋
- 耐熱皿(アルミホイルで代用可)
- アイラップ
- 食材(米や缶詰など)
- 湯煎用の水
この道具さえあれば、避難所や家庭でも安全かつ衛生的に調理が可能です。
湯煎用の水は繰り返し使えるため、節水にもなります。
実演!アイラップで作る「サバトマトカレー」の作り方
今回の講習会で実際に作ったのは、サバトマトカレー。
以下に手順を紹介します。
STEP
鍋に耐熱皿を敷き、水を入れて沸騰させる
※耐熱皿がない場合はアルミホイル(二重)で代用可能
STEP
アイラップに米1合+水200mlを入れ、空気を抜いてしっかり口を結ぶ
※米と水の比率は1:1.2で覚えておくと便利
STEP
別のアイラップに、トマト缶1缶+サバみそ缶1缶+カレールウ4かけらを入れ、空気を抜いて結ぶ
STEP
お米とカレーの袋を鍋に入れ、中火で25分煮る
※袋の口が水に浸からないように注意
STEP
火を止めて5分蒸らす
STEP
袋を取り出し、カレーはタオルの上から揉んでルウをなじませる
STEP
盛り付けて完成!
簡単・美味しい・役に立つ!参加者も大満足


実際に食べた子どもたちからは「すごく簡単で美味しい!」と大好評でした!
パスタやパンもOK!防災食の可能性は広がる
アイラップを使った調理は、カレーだけでなくパスタやパン、スイーツにも応用可能。
アイディア次第で、防災食も楽しく・おいしく・実用的になります。
ぜひ家庭でもアイラップを備蓄し、作ってみてください。
受講者の感想


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山口消防防災探究会では、こうした実践的な防災講習を各地で行っています。
講習会を希望される方は、ぜひホームページよりお気軽にお問い合わせください。

