令和8年3月21日(土)、岩国市立天尾小学校において、第4回US&R研修会「ショアリング基本編」を開催しました。
本研修会は山口消防防災探究会メンバーを中心に実施し、メンバー外からの参加、さらには県外からの参加者も迎え、非常に密度の高い研修会となりました。
目次
研修内容
倒壊建物における安全確保の根幹となるショアリングについて、座学と実技を通して基礎から学びました。
【座学】

- ショアリングの概要・種類・資機材
- 木造住宅における実施判断
- 設置箇所の判断
- 荷重の考え方と評価
- ショアリングの崩壊兆候の把握
【実技】

- Tポストショア
- パイプサポートショア
【まとめ】
- 日本におけるUS&Rの現状と未来
- 南海トラフ巨大地震に対する備え
余震と向き合う救助活動
救助活動において最も警戒しなければならないのが、「余震に伴う二次倒壊」です。
発災から72時間の間に発生した余震回数は、
- 熊本地震:約200回
- 能登半島地震:約500回
この数字が示す通り、救助活動は常に余震との闘いの中で行われています。
人を助けるということ

目の前に要救助者がいれば、「必ず助けたい」と思う。
それは誰もが持つ、当然の想いです。
本研修で強調したのは、人命救助は、自分と仲間の命を守れて初めて成り立つということです。
これは命の優先順位の話ではありません。
誰かを本気で助けたいのであれば、
自分自身が、そしてチームが、確実に生きて帰れる力を持たなければならない。
ショアリングの本質

ショアリングとは、単に建物を支える技術ではありません。
隊員の進入・退避経路の確保、緊急時の生存空間の確保、要救助者と隊員の命を守るための技術です。
最後に
私たちはまだまだ成長の途中です。
しかし、だからこそ学び続け、強くなり続けなければなりません。
これから来る大災害に立ち向かうためには、「仲間」が必要です。
共に護りましょう!

