先日、ＪＡ山口県岩国統括本部女性部様より、依頼のあった、地震防災講習会を行いました。
約７０名の方が参加していただき、多くの方に地震についてお伝えすることができました。
目次
地震災害における防災対策と避難対応
今回、講習会でお話しした内容としては、地震災害における防災対策と避難対応についてです。
まずは、家具等の転倒防止及び配置替えや自宅の耐震性調査や耐震工事などの防災対策をお伝えしました。
その後、岩国市で注意すべき地震（岩国断層地震及び南海トラフ巨大地震）と具体的な避難対応についてお伝えしました。
最終的に、総まとめとして、シェイクアウト訓練を行いました。
これまでの災害対応は、「揺れがきたらすぐに火を消す、机の下に避難する」など、決まりごとのような覚え方をしていたと思います。
間違いではありませんが、その行動が必ずしも正解とは限りません。
なぜなら、状況によって、正解は変わるからです。
自分の判断で、その時の状況に応じて、正しい行動を判断し、実行する。
難しいことかもしれませんが、繰り返しイメージすることで、必ず身につきます。
つまり、災害対応で最も重要なのは、イメージすることです。
イメージすることができれば、その後の行動を考えることにも繋がります。
だから、いろいろな状況をイメージし、そのときそのときの行動を普段から考えましょう。
例え小さなことでも、これを繰り返すことが、命を守ることに必ず繋がります。
できることを、できる範囲でやっていきましょう。
講習会の受講を希望したい方は、ぜひ、山口消防防災探究会にご連絡ください。
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